「VRoid Studio」(ブイロイド スタジオ)とはピクシブ株式会社が2018年8月3日(金)にリリースした3DCGアニメーションやゲーム、VR/ARプラットフォーム上などで利用可能なキャラクターの3Dモデルを簡単に作成できるキャラクターメイカーです。
Windows・Macで利用可能なアプリケーションで、どなたでも無償で利用可能です。
つい先日twitterで動画が流れてきて衝撃を受けたので先行ダウンロードに応募してみました。
衝撃映像
3Dモデリングというのは大変な作業で、ポリゴンからのモデリング、テクスチャー作成、調整・・・と絵を書くというよりプラモデルを組み立てるような工程でつくられているのですが、この「VRoid Studio」ではまるでイラストを描くかのように3Dモデルを作る事ができます。
興味津々で先行DLに応募して一ヶ月、
VRoid Studioベータ版「VRoid Studio Version0.1」が、ついに完成しました!
と、のりお(VRoid Studioプロダクトマネージャー)さんからメールが!!
早速ダウンロードして試してみました。
ベータ版を試してみる
VRoid Studioベータ版「VRoid Studio Version0.1」は機能制限有りバージョンのようです。
起動
起動すると新規か既存のデータを開くか聞かれました。今回は新規作成を選んでGO。
キャラ名を入力して進みます。
顔のパーツ調整
顔編集>デザインタブで操作
ゲームのアバター作成画面のようなユーザビリティで目の大きさや輪郭等を調整できます。
顔テクスチャーの編集
顔編集>テクスチャータブで操作
肌の色はカラーピッカーで選択するだけで変更されます。
目のテクスチャーを編集してみたのですが、
感動したのが3D・平面側どちら側にもペンで直書きできて、それが双方に反映される事。
はーとを描いてみました。
勿論他のテクスチャーも同じ仕様です。3D・平面どちらにも書き込みできます。
髪型編集
髪型編集>テクスチャータブで操作
ペンのアイコンをタップして髪の毛を描いていきます。
ベースのポリゴンガイドを追加してそれにそってなぞるとベース上に髪の毛が現れます!
この機能が「VRoid Studio」を使ってみて一番気持ちよかったです。
ポリゴンなのにまるでイラストを描いているかのようにスイスイ思いのままに髪の毛を描くことが出来ます。
髪の毛の色変更もカラーピッカーで一発です!簡単だ
初めて触る私でも簡単に作成することが出来ました。
カメラ操作(先行DL体験版)
回転 | 右ドラッグ |
---|---|
移動 | Shift + 左ドラッグ |
ズーム | マウスホイール |
ショートカットキー(先行DL体験版)
Windows
保存 | Ctrl + S |
---|---|
Undo | Ctrl + Z |
Redo | Ctrl + Shift + Z |
Mac
保存 | Cmd + S |
---|
感想
起動からざっくりモデリング完成まで10分かからなかったです。
いいの?Blenderでうん時間かけてたあの作業、簡単にふっとばして大丈夫?
「VRoid Studio」おそろしい子…
イラストライクでモデリングを進める事ができ、UI(ユーザーインターフェース)もAdobeのアプリと似ている為直感的に操作ができるハズです。
ベータ版を触ってみて、VRoidプロジェクトのコアコンセプト
に全ての思いが詰まっているなぁと感じました。
機能要望
ベータ版だからかもしれませんが欲しいなぁと思う機能もありました。
-
MACの低解像度で起動するとフル画面になる
解像度も低くてDOS画面っぽくなるので最適なサイズになるといいな -
ミラーリング
目を両方描かないと行けないのつらい。 -
外部アプリでのテクスチャー編集
Photoshopで編集して戻せると良いなぁ -
レイヤーの階層移動
深度で変更はできるけど直感的ではない -
重い
デザイン用端末なのでそこそこのスペックPCなのですがリトライ繰り返すと悲鳴をあげます
まとめ
みんなのあったらいいなを実現できるっていいなぁ〜
未来のスタンダードを先に体験した気分でさわっていてとても楽しかったです。
また本リリースされたらフルパワーの「VRoid Studio」をダウンロードして使ってみたいと思います。
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